息ができる場所を探して
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『息ができる場所を探して』
・さゃえんどう
・A6(文庫本サイズ)/ 142ページ
・しおり兼ショップカード付き
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2025年6月〜2026年5月までの日記を元に
日記本を作りました。
人に見せるつもりで書いていなかったので、
いざこうやって作ってみると、
嬉し恥ずかしなんとやらな感情です。
読んで欲しいような、
読んで欲しくないような。
でも頑張って作ったので、
できれば読んで欲しい…
適応障害と診断される少し前から書き始めた日記です。息苦しい日々でしたが、日記を書いていたからこそ、自分を保てていたように感じます。
こうして形にしてみると、辛かったこと、苦しかったこと、楽しかったこと、うれしかったことも、全部日記に記してきた日々は無駄じゃなかったんだな。
今やっと救われた気がする。変われなかったことの方がほとんどだけど、こうやって形にすることができたから、もうそれでいいや。
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ちょこっと試し読み
七月三十日(水)
凡ミスが多くて嫌になる日。日記にはいいことを書いた方がいいとよく見るけど、あった出来事はそのままに、これからどうしていくか、わたしは振り返っていきたい。
最近すごく疲れている。自分らしさとか、こうありたい、こうしたいって、ありのままの願い、きっと本当に一人きりじゃないと考えられない。でも、一人で生きたいわけでもない。今だけは全てを投げ出したい。
八月二十八日(木)
心療内科、初受診。行くのがすごく怖かった。何を聞かれるのか。上手に話せるのか。何も診断名がつかなかったら。やっぱりこんなことで行ったらダメなのか。いろいろな感情が心の中で渦巻いていた。
やさしい先生で、問診票をもとに話を聞いてくれた。安心した。ゆくんも一緒に行ってくれた。もうがんばらなくてもいいんだ。逃げじゃなくて、今の自分に必要なことなんだ。
診断名、適応障害。
九月二十日(土)
ゆくんがワンホールのケーキを買ってきてくれた。特別感があってすごくうれしい。おまけにシュークリームまで。手紙も書いてくれた。やっぱり誕生日っていいな。一年で一番わたしが特別になれる日。
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